煙草は毒性の強い有害物質

タバコが有害なのは誰でも知っています。そして、タバコが有害なのはニコチンとタールを含んでいるからなのだと多くの人が知っています。しかし、ニコチンとタールには、どのような害が実際にあるのか知らない人が多いのではないかしょうか。

ニコチンは有毒物質です。その毒性は非常に強く、青酸カリの倍以上に匹敵します。

具体的には、直接、溶液で飲下した場合、乳幼児で10~20mg、成人で40~60mgが致死量です。タバコ1本のニコチン含有量は10~20mgです。ですから、乳幼児ならば1本、成人ならば2、3本タバコを丸呑みしてしまうと死ぬ可能性があるのです。

そんな猛毒ですから、吸うだけでも害があるのは当然です。吸って摂取するだけでも血管や心臓、胃等の収縮機能を低下させる等、身体に様々な負担をかけますので、重い病気の原因となります。

ただ、一方でニコチンは、摂取するとドーパミンという快楽を感じる物質を放出させる作用があります。タバコをやめられない原因は快楽を求めるニコチン依存であり、これは歴とした薬物依存です。

タールは発がん性物質です。しかも、一旦、肺に付着したタールは取れる事はないのです。ですから、低タールのタバコにしても、タールは体内に蓄積され続けますから、がんのリスクは高まる一方なのです。